大人になるほど”新しいもの”が受け入れられなくなった
おばさんって具体的に何歳からそう呼ばれるのか定義してほしい。夏野かいわれです。
アラサーになってから気づいたことがあります。
それは”新しいこと”ができなくなった、ということ。
いや、正確には”新しいもの”を受け入れるエネルギーの消費が激しすぎて、落とし込みにものすごく時間がかかる、です。
狭まった趣味の幅
子どもの頃から続いている趣味はアニメ鑑賞、マンガ読書、ゲームプレイの3つ。
しかし、7月の記事で「大逆転裁判プレイ中です」と書きましたが、9月になってもまだクリアできていません。
今ようやく最終章の探偵パートに突入しました。
GBA時代からの逆転裁判シリーズのファンですが、この「大逆転裁判」は新キャラしか登場しないため、受け入れエネルギーの消費が激しいようです。
たぶんこれが「逆転検事」の新作だったらとっくにクリアできていたと思います。
自分がエネルギー満タンの頃にハマったものと少しでも共通項がないと、落とし込みにえらい時間がかかる。
「ニューダンガンロンパV3」をあっさりクリアできたのは、「モノクマ」というシリーズ共通の要素のおかげだったかも。
今期のアニメも録画だけはしてるんです。
「Fate/Apocrypha」とか「活撃 刀剣乱舞」とか「賭ケグルイ」とか色々。
でも結局毎週欠かさず見ているのは「名探偵コナン」と「地獄少女 宵伽」と「僕のヒーローアカデミア」だけっていう…。
登場キャラも設定も見知ったものなので、気軽に見られるんですよね。
あ、新規で「ナイツ&マジック」だけ見てました。
最初は人に勧められて見始めたのですが、テンポが速すぎてストーリー展開に一切ムダがない。これがよかったのかも。
ふつうのアニメなら2~3話かけるであろうエピソードを、1話でやりきるようなアニメです。
もちろん今流行りの歌もわからない
「歳とったら最新ヒットチャートの歌わからなくなるってどういうこと?意味わかんなくない?」
と、マックのフライドポテトを食べながら話していた女子高生時代が懐かしい。
今ならその意味、わかるよ。
同年代で新しい歌手を好きになって、ライブに駆けつけることを生き生きとして話す人、本当に尊敬します。
大人になって受け入れられたもの
スマホコンテンツ
逆に「大人になってから受けいれられるようになった”新しいもの”ってなんだろう?」と考えたときに、真っ先に思い浮かんだのがスマホコンテンツ。
スマホゲーとかマンガアプリの読書とかですね。
今でこそアプリレビュー記事とか書いてますが、パズドラが流行りだしたときぐらいは、むしろスマホゲーってどこかバカにしてました。
こじらせて「ゲーム」とすら呼んでなかったです。
どれだけパズルやRPGの面を持っていても、あくまで「スマホアプリ」と言っていました。
でもあるとき「ちょっとゲームっぽいものがしたいな」と思って、ゲームアプリをダウンロードしたら思いのほかハマってしまって…。
スマホは毎日使い、常に所持しているものだったので”新しいもの”を取り入れる敷居が低く、間口が広かった。
気に入らなければタップ1つで削除でき、気に入ればタップ1つで起動できる。
エネルギーの消費は最低限に、ゲームも良質なマンガも読める……今ではすっかりスマホ依存症になりました。
あとは一人酒ですね。
これについては、もう趣味というより習慣になってしまっていますが……。
今後どうしたい?
趣味は増やしたい、けど…
なるべくエネルギーは消費したくない。すごい矛盾。
今のように「広く浅く、でも時間は奪われる」といったものではなく、1つのことに深く没頭したいです。理想は。
例えば「来月はこのゲーム買うんだ再来月は2本もほしいソフトがあるうおー!」となりたい。
しばらくは省エネモードで生活して、エネルギーが満タンになるそのときを待ちたいと思います。