ストレスをためたくない!なら”できないこと”はやらなければいいと思う
若年性更年期障害かもしれない。夏野かいわれです。
”アラサー”という年代まで走り抜けると、どんどん足にまとわりついてくるストレス。
ただ人生という名のゴールの見えない道を走っているだけなのに、邪魔しやがってコンチクショー!
この道中で唐突にひとつの結論に達し、そしてそれを今でも実行しています。
それが「できないことはやらない」です。
できないことはやらないって?
文字通り、自分ができないことを極力やらないよう回避する生き方のこと。
「アラサーになるまで不得意だったことを今さらがんばっても土台無理なことだろう」と急に思い立ったからです。
心身ともに成長期である思春期から苦手を克服しようと奮闘するのと、年々伸びしろが減り続けるアラサーがもがくのでは、天と地ほど差がある。
この年齢まで苦手、できないものは今後どうがんばってもできないという持論が前提です。
「向上心を放棄した」とも言い換えられるかと。
できないことを回避している一例
方向音痴はタクシーで解決
私は方向音痴です。
昔、「駅から徒歩3分」という企業へ面接に出向いたところ、駅から徒歩3分どころか15分ウロウロしても会場に到着できない。
当時から自分の方向音痴を自覚していたので、最寄り駅に30分前に着いていたにもかかわらず、です。
結局どうにもならなくなってタクシーを拾ったところ、「駅から徒歩3分」の面接地までワンメーターオーバーの場所にいたことが発覚。
面接には遅刻し、当然不採用でした。
この経験から「地図を見て少しでも不安があればすぐにタクシーを呼ぶ」という移動スタイルに切り替えました。
方向音痴を克服することをあきらめて、それは私には「できないことだ」としたのです。
家具は組み立て済みのものを購入
私は家具の組み立ても苦手です。
方向音痴な人に欠如しているらしい「空間認識能力」が低いことが関係しているのか、子供の頃から雑誌の付録すらまともに組み立てられず……。
しかも家具ってかなり重い部品もありますからね。腕力もなくて八方塞がり。
今では少し高くても組み立て済みを買うか、組み立てサービスを利用する方法が自分にはあっていると痛感しています。
結局金で解決してるよね?
はい、例にあげた2つは「大人の力=金の力」を使って「できないこと」を解決しています。
お金にまったく余裕のなかった派遣時代に買った家具は、自力で組み立てました。
完成品はガッタガタで、新居へ持っていくことが物理的に不可能なほどガッタガタ。
でもガッタガタの家具を使い続けるしかなかった。
あれから数年。
ガッタガタの家具ともさよならして、今ようやくお金に余裕のある生活が送れるようになりました。
今の「できないことはやらない」というライフスタイルにおいて、お金で解決することは多いです。
それは長いことお金に窮屈だったことへの反動かもしれません。
でもストレスをためこんで身動きがとれなくなるよりは、こういう生き方のほうが自分にあってるな、と思うのです。
貯金ができない、という決して無視できないデメリットがこの先の自分自身を滅ぼしそうですが……
\よろしければポチッとお願いします!/