【映画レビュー】「GODZILLA 怪獣惑星」感想【ネタバレなし】
最近の趣味は映画鑑賞(アニメ限定)。夏野かいわれです。
先日「GODZILLA 怪獣惑星」を観に行ったので、その感想を詳細なネタバレなしで書いていきます。
ちなみに私のゴジラ知識は、先日テレビ放映された「シン・ゴジラ」のみという、ゴジラド素人です。
ストーリーは絶望ではじまり絶望で終わる
人類が栄華を極めていた地球が突然「ゴジラ」という災害に襲われ、人類は為す術もなく大地を捨て、宇宙船の中での暮らしを余儀なくされる。
そして地球に変わる惑星も見つからず、地球にも帰れない…宇宙船の中での暮らしが20年に渡り続く。
宇宙船内の資源も底が見えており、口減らしを余儀なくされる…まさに”絶望”から物語がスタート。
人類と、そして共闘する人型宇宙人が「地球」と「ゴジラ」に立ち向かう、人間ドラマの意味合いが強い作品。
まさに「ゴジラって災害なんだな」と視聴者側にも思い知らせてくれます。
絶望から始まった物語。
そこへ光明を見出したかと思えば、最後の最後でさらに深い絶望を叩き込んでくるという、非常に続きが気になる終わり方をしました。
三部作なだけあって、さすがに引きがうまい。
フルCGも気にならない
本作は人物も背景もフルCGの作品。
上映直後は人物の動きが少し気になりましたが、どんどん話にのめり込むので中盤から違和感なく観ていました。
キャストもベテランの声優さんばかりでしたので、耳にも安心。
ゴジラとの戦闘シーンは圧巻
上映開始前に公開されていた、ゴジラとの戦闘シーンはやはり圧倒されるものがありました。
ゴジラとの絶望的な体格差に怯むことなく、隊列を率いて挑んでいくシーンはかっこよかったです。
スピード感もバツグンでしたし。
映画館の大きなスクリーンで観るべき映画だと思いました。
第二章の公開日は?
2018年5月
エンディングロール後に発表されますが、そのときの映像も相まって必見です。
「GODZILLA 怪獣惑星」はこんな方にオススメ
- 歴代のゴジラ作品に強い思い入れがない
- 迫力のある戦闘シーンが観たい
- アニメや声優さんが好き
逆に「歴代のゴジラ作品に強い思い入れがある」方には向いていないかと。
そもそも実写ではなく、フルCGアニメな時点で……。
萌え要素もイチャラブシーンもまったくないので、付き合いたてのカップルも見やすい映画だと思います。
というか女性キャラが圧倒的に少ないです。
怪獣の住処となった戦場に挑むわけですから、むしろそこは自然だと感じました。
個人的には今年観た映画の中で、TOP3に入る面白さでした。
血沸き肉踊ります!
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